今回の旅の旅館編です。
箱根湯本の温泉が良いと聞いたので・・・![]()

今回の旅館は
なんと創業が寛永二年(1625)
三大将軍徳川家光の時代だそうです。
四百年近くの歴史ある旅館
それだけに建物も明治初期に建てられたもので
平成十四年に
ホテル旅館建築で日本初の国指定重要文化財に
指定されました。
「萬翠楼 福住」
玄関になります。
ロビーもレトロな雰囲気です。
ロビーから部屋への入り口は
珍しい蔵造りになっていて、昔の防火対策だそうです。
では、お部屋を紹介します。
「金泉楼」10号室、明治初期の建物です。
重文に指定されたので
むやみに改装できないそうです。
あまりの古さに・・・チョッと不安(苦笑)
落ち着いてはいるのですが・・・・
最近では見かけない、鏡台がありました。
広縁から庭を眺められます。
お部屋の檜のお風呂
24時間は入れる温泉です。
でも・・・大浴場と露天風呂へ行ったので
使っていません~~
大浴場と露天風呂は、最高に気持ちの良い温泉でした![]()

歴史を感じさせる色々
フロントに掲げられている額は
明治の元勲、木戸孝允(桂小五郎)の書で
「萬翠楼」という宿の名前は
木戸孝允が名付けたそうです。
又、希望したら
貴重なお部屋の「萬翠楼」15号室を
説明付きで見学させていただけます。
チェックアウトしてから案内していただきました。
現在では、お食事処として使われているそうです。
見事な天井絵です。
自然風景や故事にちなんだ模様が描かれています。
床の間に飾られている掛け軸は
初代内閣総理大臣、伊藤博文の書です。
その他にも
この旅館を訪れた
徳川慶喜、西郷隆盛、山内容堂、井上馨、福沢諭吉の
書も遺されているそうです。
幕末、明治好きには・・・たまらないかもです。